ぱややん日記(雑記)

日々のあらあらまあまあなしでかしことを過去も含めて書きつづり中。誤字脱字の多さは見逃しあれ〜。後日コッソリ直したりしています。

楽しい屋台のしょっぱい思い出

最近再び小説講座に通っております。四苦八苦の末、書き上げたのが「縁日」というタイトルでした。偶然にもその2日後、とてもご親切な方からの贈り物が『鏡花随筆集』の初版本で、開いたら最初の題名が『縁日』でした。

あらまご縁があるのかしらと読んでいたら、わりと冒頭に縁日に売られている者の名前が並んでいる中に丹波の酸漿、海酸漿とあり、ああ、忘れていた縁日の思い出がよみがえりました。
 元のバイト先仲間に誘われて行った浅草のほおずき市は、境内のあちらこちらにほおずきを売る屋台が並び、縁日の灯りとほおずきの赤さがそれは幻想的で大感動でした。珍しい縁日に浮かれて見歩くぱややん者は「海酸漿」なる不思議な屋台に興味津々でした。
 そのちょっと前に大好きな鈴木清順監督の『陽炎座』を観ていて、主人公を謎に巻き込む妖艶なヒロインがビニールのおもちゃのほおずきを口に含んで鳴らしていて、海ほおずきも似たような感じで鳴らせるなと思うと欲しくなり、売り子のご年配の女性に「海ほおずきはどうやって鳴らすんですか」と質問したならば、「あんたにゃ鳴らせないよ」とつれない台詞を頂きました。
 でも、屋台を見た辞典から欲しかったし、ちょっと悔しい気持ちもあり、使用方法は分からないのに、海酸漿を1つ買いました。
 とこの逸話をだいぶん時が経過してから友人にしたところ、大爆笑されました。そして、「その海酸漿は鳴らすことができたの?」と友達に質問されて、「…」と答えられないなぱややん者でした。
 そうです、売り子のおばあさまは、人を見抜く目がございました。ぱややん者ってば、買った海酸漿を帰宅した後はすっかり忘れて、どこにあるのかもわからない。一度も試さないまま。その数年後、掃除をしていたら金魚すくいの釣果を入れて貰えるようなビニール袋に入ったなんだか不気味なゴミのような物が出て来て、「なんだこれは???」と捨てようとしたところを、「あああ、海酸漿」と思い出したが、すっかりカラカラにひからびてとても鳴らせそうもなかったです。その後捨てたようなそのまま放置したかも記憶にないありさまです。

 遠い昔、タイの北の街、チェンマイのナイトバザールで果物好きなので、屋台で買おうかと覗いたら、売られている果物の中に、日本では見かけない釈迦頭( シュガーアップル)がありました。甘くてクリームのような果肉でかなり大好き。見つけた興奮で、一緒の旅行中の友達に説明をしていたら、屋台の売り子のおばあちゃんに凄い嫌な表情+タイ語のきつい口調(命令形)で「あっちへ行け(パイシー、パイシーのような感じ)」を言われて追い払われました。店先を冷やかすだけのうるさいうざい客に思われたようです。
 日本とタイの屋台でうざい客と思われ、かなりしょげたしょっぱい思い出です。

 屋台というと、以前、盆踊りイベントでたこ焼き担当(ボランティア)を数年続けたことがありました。たこ焼きはネットで見つけた大阪風のレシピで作ったら、味わいも良し、ふんわり度も良しで大好評。が、焼くのに時間がかかって、お客様をちょっと長く待たせるスタイルで、ちょっと不評でした。
 それでも売れ行きは絶好調で(売値が安い)、最初に仕込んだたこ焼きのタネがなくなり、急ぎ追加のタネを作って、焼き始めましたが、全然焼けない。なかなかひっくり返すこともできないたこ焼きをため息をつきながら見ていたら、ピンポンと発見の灯りが脳内で点灯。水の分量間違えたかも疑惑が一挙に浮上。ああ、もう水が多いなら、小麦粉やだしを追加すればいいだろうとも思ったのですが、うまいあんばいに小麦粉類を追加できる自信はなし。もういっそ作り直した方がいいように思えども、目の前の巨大ボールにあるたこ焼きのタネを捨てるのも勿体なくて踏ん切りがつかない。もう、水の分量が多いかも疑惑は自分一人の心の中に封じ込めて、このゆるゆるのタネで作るぞと勝手に決意したものでした。今更ながら関係者の皆様お許しください。

 尚、その翌年、やはり追加のタネを作るのに、買い置きの小麦粉があるよと言われて、大きな容器に入った小麦粉を使ったら、ボウルに浮かぶは黒い点々の・・・。「いやん・・・・虫~」と使いかけ古い小麦粉の恐怖を堪能したこともあります。
 勿論。早めに気が付いたので、危険なたこ焼きは誰の口にも入ることはありませんでした。
 尚、盆踊りの前に、我が家の近所の業務用のスーパーでおたふくソースの巨大サイズ(1.2リットル)を2パック購入して、お祭りの担当者に渡していたのに、当日行方不明だったこともありました。結局、盆踊り会場の近くのスーパーでソースは買うことができたので問題はなかったのですが、その半年後か一年後にその巨大サイズおたふくソースが担当者の人により発見されて、「ぱややん者さん、家で使えば? 貰わない?」と聞かれるも、あまりの多量で使い道がなさそうで持ち帰りはお断りしました。
 結局あのソースはどうなったかはよくわかりません。
 友人言うところの、結末のわからない話しをする酷い人=ぱややん者のいつもの落ちのない話しになったことをお許しください。

 その後、盆踊りの開催はなくなるも、別のイベントでフランクフルトソーセージ売りの役割を担うようになりました。
 友人には「たこ焼き、フランクフルトも売れる立派なテキヤになれるのでは」と褒められるのですが、実は、ぱややん者が用事で途中いなかった年に、若い美人で性格も良い素敵なお嬢さんが販売したら、いつもは売れ残るフランクフルトが早めに完売だったので、ぱややん者はテキヤが得意と威張るよりも可愛い若人女子に譲るべきではと悶々中でございます。

  縁日の思い出もう一つは、浅草のほおずき市で同行の友人は、海鮮焼き物の屋台で、「時価」の鮎の塩焼きを頼んだ度胸者でした。
 鮎は一匹で千円でした(多分天然ではないと思われる)。屋台で時価なんていくらでもふっかけられそうなのに、時価を注文するなんて本当凄いと小心者のぱややん者は大感動でした。皆様は時価のものを食べたご経験はございますでしょうか?

誤字脱字を本当お許しください。。。