ぱややん日記(雑記)

日々のあらあらまあまあなしでかしことを過去も含めて書きつづり中。誤字脱字の多さはお見逃しあれ〜。後日コッソリ直したりしています。

病院 その3 瞳を閉じて

健康診断の会場で若い男性が倒れる瞬間を見たことがある。人が目の前で倒れる衝撃敵目撃。男性は血に弱いって本当なんだとかなり吃驚。
 ちなみに私は採血時鈍感派。痛みに鈍いのは昔ちょっと病弱で注射慣れのため?が、刺される時の動脈と針の接地点をじっと凝視。だって針が刺さる瞬間を見て、痛みを身構えたいから。が、先日も有ったのですが、失敗で採血し直しで何度も刺されるは痛みは感じなくても見ているのはちょっと辛いかもので凝視を辞めるか検討中。
 子どもの頃、なじみの歯医者はおじいさん先生で、小学校の歯科検診担当医でもあり、ぐらつく乳歯があると麻酔無いままその場で抜かれると恐怖の先生でもあった。自分は抜かれたことは無いがクラスメイトの男子抜かれて口から出血姿は目撃。
 が、通いの患者だったせいかわりと優しくされ、懸賞付きのクイズの答えを診察時間の途中に私室の蔵書の百科事典を持ってきて調べてくれたり、趣味の長刀の話をしてくれたりと、当時は治療は抜糸意外はほぼ麻酔なしで治療は怖いが先生は好き好きだった。
 当時、治療中目を閉じるということを知らず、いつもぱちくり目を開けてがっちり何をされるか注視。あの恐ろしげな歯科道具の近づく恐怖。が老先生の白くなった眉毛がお年寄りのつきものの?で長く伸びているのを見るのが好きだった。変な子どもで歯科医的には治療しにくい患者だったのではと今は流石に反省して、歯科医では目をつぶるようになった。
 あるとき歯肉が紫色に!! 吃驚して歯科医に駆け込んだら、お昼に食べた紫キャベツの食べかすが歯肉についていたなんて恥ずかしいことも。歯科医は昔ながらの和風のおうちで、トイレに行く時は渡り廊下を越えて行く。窓越し池のある庭があり(鯉がいたような?)、通るたび庭はいいなあと憧れ。トイレは手水鉢があり、使うときはいつもちょっと緊張。
 流石に家は建て替えられて、後継者の若先生がリクライミングガ機会のぴかぴか診察台が登場。が横には老先生の昔ながらの診察台もあり、ご年配の患者さんは老先生が担当。希望を聞くことなく若先生に振り当てられたが、麻酔薬をわりと使ってくれるので麻酔なしの老先生に戻りたいとは流石に思わず。
 その後いろいろあって、そこは離れ、現在良い歯科医院を探して流浪中。小学校近くの老先生の歯科医院は老先生も若先生もご逝去されて歯科医院は廃業。近くを通ると昔の池と老先生の長く伸びた眉毛を思い出してしみじみ。

 最近はネットで評判の良い歯科医院に通院中。レントゲンとか治療機器が最新機器過ぎて吃驚&思わぬ将来大変になるかもな症状も発見されてちょっとがっくり。
 尚、常識として、歯科での治療&採血時は目を開いているのか閉じているのか気になる年頃。