ぱややん日記(雑記)

日々のあらあらまあまあなしでかしことを過去も含めて書きつづり中。誤字脱字の多さはお見逃しあれ〜。後日コッソリ直したりしています。

Gをめぐる人々 (虫嫌いな方スルーください)

昨日は今年初のゴキブリ(以下G)を発見→逃げられる→再び登場→退治。南無南無。
 Gの存在はもちろん大嫌い。そしてなぜかGを見つけやすい得意体質。が非情なことに、我が家はGの発見者が退治するべしというルールがあり、怖いので及び腰で挑んで逃がすと年上のきょうだいから厳しく叱咤されるため、長年の習慣で怖いけどGを見たらば必殺!!なハンター体質に。

 前の職場は古いビルのせいかGが本当に多くて夏場は恐怖。その日も廊下で目撃、見て見ぬふりもできないとハンターモードで退治。と側にいたタイの留学生さんがなにやらぶつぶつつぶやいている。「何をつぶやいていたの?」と質問したならば「殺生をしたあなたに報いが来ないようにお祈りをしたんです」とのこと。うむむ、仏教徒の前で殺戮したのも悪いのに、お祈りまでして貰ったとは。。。

という話を知人にしたらば、「そんなタイでは殺人事件はないの?」と聞かれる。もちろん無いわけはなく、殺人事件は発生しているし、それどころか、以前見たタイの警察の指名手配会見は、すごい人数の「殺し屋達」の顔写真が並べられていたよと説明。「あああ、建前と実際は違うのね」が友だちの感想。

 それからまた数年後、旧食堂スペースで昼休みに昼ご飯を食べいると、タイのお坊さん留学生さん達テーブルの近くで大きなGが登場。ざわつく食堂にいる学生さん達。すると一人のタイの女子留学生さんが履いていたサンダルの片方を手に持ち、Gをクリアーヒット。その間、近くの席のお坊さん達は騒動の中避けることもなく、眼をつむってお祈り中(殺生の酬い避けかどうかは不明)。うむむGをめぐるタイの人の反応は人それぞれなのね~としみじみ。

というか女子学生さん退治したGをそのまま床に放置。と、隣に座っていた日本人スタッフ(日本語学校運営の団体の方)が静かに立ち上がって、ちりとりとほうきを持ってきて死骸を回収。ちょっと惚れた。

 ちなみに友人の逸話。うら若き頃、二階の自室に顔色を変えたお父さんが突入。「どうしたんだ。ご近所から、おたくの娘さんの凄い悲鳴が聞こえる。大変な緊急事態じゃないかと安否確認されたぞ」と言われるのも友だち遮って、「まずはその床の上のGを退治して~」と依頼。そう友だちはご近所中にも響き渡るぐらいな大きな悲鳴を上げる程のG嫌い。で結婚した旦那さんは交際期間中、夜中だし、お互いの家も全然近くないし、というか熱が38℃台で寝込中、だけど可愛い彼女の「Gが出たの、助けて~」電話に、退治に来たくれた素敵な逸話あり。(彼女の結婚相手の希望条件の一つは「いつ何時でもGを退治してくれる人」ということで、無事願いは叶える)

嗚呼夏はGの季節でもう遭遇しないことを祈り中。