ぱややん日記(雑記)

日々のあらあらまあまあなしでかしことを過去も含めて書きつづり中。誤字脱字の多さはお見逃しあれ〜。後日コッソリ直したりしています。

ご飯問題

 ぱややん者は今更ながら、新しいジャンルにはまりました。なろうものというジャンルらしいですが、基本は無料系のコミックスで、続きが気になるときは原作の小説も読み、新しい世界が開花な感じです。

 日頃から枯葉乙女とほざいておりますが、これらのコミックス、小説の読者対象から相当かけ離れた我が年齢を考えるとちょっと申し訳ございませんな気分ながらも、やっぱりハッピー系がいいなあと日々の更新を楽しみにしております。

 買うのは恥ずかしいかなと思っていたのですが、先日はざ王道?の甘甘恋愛系のコミックスの電子書籍も買ってしまいました。我が残りの人生を考えると到底読み切れない積ん読本があるので、これ以上本を増やさないために電子書籍だけには手を出さないようにというタガ見事に外れました。ああ二冊買うつもりが三冊買ってと電子書籍のすぐ手軽に買えちゃう読めちゃうが怖い。。。。

 さておき、そもそも昔からファンタジーを読んでいたので、王女様王子様魔法使いが出てくるのは読み慣れているのですが、どうもなじめないのが、この界隈は主人公の前世は日本人、生まれ変わってゲーム世界やら架空のファンタジーワールド(基本西洋圏)で人生やり直しの設定が多いんです。

 それはそういうジャンルだからと言えばそうなんですが、気になるのが、主人公達が突然の異世界で恋焦がれるのが日本の食事、苦労して味噌汁、白米ご飯、パン(柔らかくてふわふわ)やプリンやアイスを作ったりすることです。

 慣れ親しんだ食事が恋しいというのはとても分かるのですが、フィクションという読み物の世界なのに、なんで多くの主人公達は慣れ親しんだ日本のご飯を作るのに頑張るんだろう。。。知っている味よりも知らない美味し料理が食べたいなあと思ったものでした。


 昔は今ほど海外の食材も多くなく、ミスマープルの食べているイングリッシュマフィンに憧れ、初めて入手した時は、嬉しく絵tつい食べ惜しみで常温保存の数日間後、見事青カビの大量発生を迎え、カビを削って削って無理矢理食べました。美味しいというよりも、カビたパンって食べて大丈夫なの?と疑心暗鬼というか我が胃袋とカビとの戦いに戦々恐々でもお腹は壊さず伝説は壊しませんでした。

 さておき、それから数十年が過ぎてから初めてロンドンを訪問した時は、目にする全てが、本やテレビドラマで見たとおり!と大はしゃぎで、いろいろイギリス料理を食べたいと思いましたが、滞在日数も少ないし、事前のリサーチ不足の我が旅は、食事は不本意なお店で時間も短めで、胃袋に詰め込めた食材はごく限られたものでした。
 
 ああ、またいつの日かイギリスでの初句のリベンジを祈り中です。新型コロナよ早くいなくなって~。

 というわけで、基本海外では全然和食を食べたくない派ですが、偶にどうしても食べざるを得ないことがあります。イースター島ではそうめんを食しました。
 大昔で、まだイースター島に行くツアーは少なかった頃で、友だちに誘われて一大決心(お財布が)して参加したのは、日本から添乗員さん同行のお値段お高めのパックツアーでした。値段の分サービスは極上で、また多くのコースは贅沢に立ち寄る観光スポットを多く設定されていて旅程が十日以上、二週間越えが多く、ツアーガイドさんが旅の途中で供する日本の味のそうめんは大好評、その会社の大自慢サービスだったようです。
 が、ぱややん者の参加したツアーは、目的地が離島で、フライトの関係で滞在日数は一週間程度で、添乗員さんが苦労して日本から持って来て調理したそうめんは、ランチの後に目玉として大々的に配られても、ぱややん者も他の参加者も「食後にそうめん???」と微妙な反応でした。
 あまりのみんなの無反応に、添乗員さんが可哀想で、「美味しい~」とぱややん者は偽善者に喜んだ感想を述べたような記憶があります。
 
 遡ること、恐竜がいた時代ではないけど相当な大昔、大学の卒業旅行時、別の欧州訪問ツアーに参加中の高校の同級生が、偶然同じ日にパリ入りすると分かっていたので、プランタンデパートで待ち合わせしたのですが、出会った瞬間、有無を言わさず連れて行かれたのはパリの和食屋さんでした。食べたラーメンは味は忘れたのですが麺がパスタっぽかったのをだけは覚えております。

 尚、友だちは1ヶ月以上欧州を回るツアーでそのほとんど毎日、食事代を節約するために、宿泊費に含まれる朝食時、自由におかわりができるパンをこっそり隠し持ち歩き、昼と夜はそのパンとミネラルウォーターで、和食が恋しくて涙、途中の立ち寄り先のベニスで、日本人ガイドさんに「パリは美味しい和食屋があるのよ」と聞き、「パリについたら和食にGO」と、ぱややん者+友人の意向は聞くこともなく、和食屋に直行、まあそれも良い思い出ですが)

 その後、仕事でタイにちょっとだけ長く滞在したときは、人恋しくて、仕事の先輩的な日本人姐さん(在タイ歴数十年)の希望の夜ご飯にご一緒させて頂き、微妙な味わいで値段の高い和食屋さんによく食べにいっておりました。
 例、塩味の一切ないおにぎり、ほろふき大根+味噌大量(大根1切れにその倍以上のお味噌が盛られていて、タイでは安くはない日本の味噌代金を考えると、贅沢ほろふき大根(が味噌だけ大量にあってもどうにもおかずにはならず)
 ああ、そこら辺の通りの屋台の麺の方が全然安くて美味しいのに、なんで毎食高くて微妙に美味しくない和食なんだろう?? しかも誘ったのでぱややん者が奢りました。日本人はやっぱり和食好きなのねをしみじみと実感したものでした。

 

 とまあそんなに数多くない体験ですが、海外で食べる和食は、よく慣れ親しんだ知った味なだけに、海外のため調味料や素材も不足していたり、似ていても違っていたり、またきちんとしたレシピはあれども、調理する人のアレンジなのか、和食だけど美味しくないことも多く、最近、読んでいるジャンルの主人公達が涙ながらに苦労して材料や調味料を手に入れ調理して、涙ながらに美味しいと食べているけど、絶対微妙に本来の味とは離れた残念な味があるんだろうなあと思うと、勝手な想像ですが、ちょっと哀しい気分に。
 

が、今はまだ日本を長期離れたことがないからなだけで、もしかしたら、今後、長く海外に住むような機会があるかもしれず、そのときは和食のありがたみをよくわかるのかもと思いました。

 

 とまたいつもと同じく役に立たずそして、勝手な思いこみな日記ですみませんです。