ぱややん日記(雑記)

日々のあらあらまあまあなしでかしことを過去も含めて書きつづり中。誤字脱字の多さはお見逃しあれ〜。後日コッソリ直したりしています。

先生と私

バイオリンの個人レッスンを受けるようになってから多分2年半が経過した。それなのに楽器の先生には未だにあんまり仲良くなれない気がして毎回緊張している。

 が、それはご想像通り、ぱややん者の愚かさ所以で、練習不足ともいえる。

一応は練習はしているけど、まず最初は、今日の気分の即興自作曲演奏→好きな曲の耳コピ演奏→基本の練習(音階)→課題曲の練習と、先生が、「集中力が続かないから、音階と課題曲から先に練習しなさい」と言われたのにも関わらず順番を無視していて、課題曲の時間は短めになる。(ついバイオリンを手に持つと気持ちが高揚して楽しく演奏できるのから弾き始めてしまう)

先生は練習不足に対して当然のごとく厳しく、毎回注意される。

 また、先生はバイオリンは大きな音を奏でるのが魅力の楽器だから、音は大きく力強く出して弾くべしと諭す。が、マイハウスは、隣の住人からいびきが聞こえる安普請。大きな音で楽器を演奏したら、騒音だと怒鳴り込まれそうで怖くて、練習は毎回つい小さい音で弾いてしまう。だから先生とのレッスンで急には大きく強くは弾けない。

またスピードはゆっくり丁寧に練習してねと指導されても、家ではつい早めに弾く。なぜなら家では周囲の迷惑にならない練習時間帯決めているのに、いつも楽器を引っ張り出すのはその時間帯の終わり間際。短い時間で課題曲の演奏回数を増やすのにはゆっくりなんて弾いていられない。
 レッスンでは先生の前で緊張して演奏すると、無我無心の境地でつい普段通りの早いスピードで弾いてしまい、実力以上のスピードになりミスを連発する。

 上記のような理由から先生に怒られるのに当然なのに、怒られるのはしんどい。

先生はまた、レッスンは絶対サボっちゃダメ派なので、休むことはできない。レッスン仲間(大人)で親戚のご不幸でも休みを取るのは至難だった伝説も聞いた。

それは、先生にとって音楽はなによりも大切だから、熱心さゆえなので、休みたいとは相当の事情がないと言い出せない。

 が、そんなぱややん者は軟弱で最近2回も続けて軽い発熱したので、万が一コロナを移したらと思うと心配なので休みを貰った。(さすがに無理にでも休みを貰った)

そして、迎えた先週のレッスンの日。久々なのに、体調不調と、例の小説の原稿書きの追い込み作業でバイオリンの練習なんて本当に長期間していなかった。こんな状態で大丈夫なのかとレッスン前に家で練習、2回休んだお詫びにお菓子でも買っていこうと思っていたのに、小説の最終推敲で残り後わずかだからでついPCに向かっていたら、今から家を出たら、レッスン時間に遅刻確定な時間になっておりました。慌てて身支度を調えて近所のお菓子屋さんを除いたら、普段は空いているお店なのになぜか3人もレジ待ちの先客がいて、ちょっと様子を見ていても終わらなそうな状況でした。

諦めて、とりあえずレッスン会場に急ぐ。行くまでの道のりはお使い物にできるような素敵なお店はない。急いで悩んで買えたのは自動販売機の缶ジュース。しかも小銭があまりなくて、「ほうじ茶ミルク」を一本買うことに妥協しました(気が焦っているので千円札を出してお釣りを受け取るのは避けたかった)。

 久々レッスンなのに、遅刻の上に無連絡、そんな生徒なのに、「ほうじ茶ミルク」なんてレッスン欠席の微妙なお詫びの品を受けとった先生は一応嬉しかったみたいで喜ばれたようでした。

が、ぼんくら人生、ぱややん者が、机にそっと差し出したのは、先生が用意してくれているレッスン袋を見つけられずのため現金むき出しのレッスン料。
「ちょっと、あなた金額が」と言われて、多く支払い過ぎたのかと数え直しても正しい感じ。いえ、正しくは千円不足でした。

 久々の間にレッスンの金額を忘れていたようです。おそるべしぱややん者は、もう破れかぶれで、先生に「全然練習をしていませんでした」と真実の告白をしました。

そして、はじまったレッスン、吃驚ぱややん者は1ヶ月前には自宅である程度練習した曲なのに、レッスン室で弾こうとしたら、すべてを忘れて本当に全然弾けない状態。脳内忘却力だけが絶賛進化中。
 先生は激怒に違いない!の予想は外れ、先生は怒ることなく本当に丁寧に教えてくださりました。なんだかやっと先生への愛に目覚めたぱややん者です。

 でも残念ながら、レッスン室の建物が感染予防対策で暫く休館になるため、次回のレッスンは中止に。さすがの先生も会場の都合には負けた(?)ようです。
 実は正直、お互いの感染予防に中止の期待してもいたので、ありがたき会場の休館。
 いつになるのか分かりませんが、次回はもうちょっと連取に励んで、腕前をあげて先生に会いたいと思っております。
 コロナ騒ぎが早く収まることを祈り中です。