ぱややん日記(雑記)

日々のあらあらまあまあなしでかしことを過去も含めて書きつづり中。誤字脱字の多さはお見逃しあれ〜。後日コッソリ直したりしています。

乙女肩の悲劇

 枯れても乙女心で、「〇十肩」ではなく、年齢がばれないように正式名称の「肩関節周囲炎」を使おうかと思ったのですが、どうも分かりづらいので、「枯れ葉乙女肩」と呼ぶことにした疾病に日々悩まされ中です。

 なんのこっちゃですが、さぼりまくっていたぱややん日記はいつもどおり世の中のためにならない愚かな日常の記録なのでいろいろ広いお心でお読みいただけると助かります。

 今日は健康診断に行ってきました。去年の病院は、胃のバリウム検査の時に、激しいげっぷが出て、バリウムを紙コップに吐き戻してげふげふうえうえ涙目状態のぱややん者に、「追加の炭酸とそのカップバリウムをもう一度飲んで、げっぷは我慢して!」という資源を無駄にしない厳しいシステムでした。

 「NO」と言えないチキンハートなので新しいバリウムプリーズとも言えず、吐き戻しバリウムを飲みました。が恐るべしはその後、検査が終わって家に帰ってふと鏡を見ると、口の周りに白いバリウムがまだ残っていて「にっくきバリウム」なはめにあったので、今年は検査機関を変えてみることにしました。

 ネットの世界の口コミはどこまで本当かわかりませんが、そこそこ良さそうな検診センターに決めて、予約の電話をしたら、あらま、口コミの通り、予約システムがいまいちで時間がかかる。受診可能な日時の確認もわりと長く待たされて、予約が取れたら、名前などの申し込み人情報を電話で全部確認されるる。(今まで複数申し込んだ病院はファックスで申込書を送る必要があったのにファックスは不要のため、確認に時間がかかるのかしら??)

ということでなんなく古風な場所なんだろうとそのセンターに行ってみたらば、スマホを使ったナウいシステムでした。受付でスマホを一人一台渡され、よくわからないまま、渡された検査着に着替えよう更衣室に行くと、ロッカーの施錠開錠がスマホでタッチ式。でお約束のようになかなか開かない。というのもロッカーのカギの開け閉めの説明をよく読んでいないからで、ロッカーとスマホをくっつける位置が重要でした。

 検査着に着替えて、受付に行くと、椅子に座って待つべしといわれ、ぼへっと待っていると、ぶるぶると振動と機械音が近くから聞こえる。「?」と我が手元のスマホも同じく音を立て始める。「???」とスタッフのお姉さんが近づいてきて、スマホと検査書類の入ったファイルを受け取って、名前を確認されて最初の検診スタート。そうなんです、スマホが行くべき検診コーナーを表示し、その順番が来たのを振動と音で教えてくれるナウいシステムでした。
 が、以前の会社で長年通った検診所は毎年毎年行くたびに何かが変化していて、建設的な取り組みはすごいとは思うけど、検診施設は検診の質こそ大切で、改変されている部分は正直どうでも余剰サービスなところが多く、例:待合室が豪華に。でも検査着はよれっちで、気持ちスタッフさんは疲弊気味。懐疑的なぱややん者的には、このナウいシステムも疑いの目で見てしまいました。
 と早速思ったのはそんなに広くない設備内で、あちらこちらから「ぶぶぶぶぶぶ」「ぴんぽーんぴんぽん」「ぶぶぶぶぶぶ」「ぴんぽーんぴんぽん」と耳に不快なデジタル音満載。うむむむ。そして、枯れ葉乙女ぱややん者は、検診の終盤になって、正しいスマホ使い方をすべて知りました。

 スマホで次の検診コーナーを表示される→「了解ボタンを押して移動」→検査書類ファイルを所定の位置に置き、検査の準備が終わる次の合図まで待つ→「了解ボタンを押して検査室へ移動」
 が、ぱややん者は、表示された検診コーナーに行く→「ぴんぽーんぴんぽん」「ぶぶぶぶぶぶ」手元のスマホがやかましく鳴りっぱなし→スタッフの人が見かねてスマホを止めてくれて、口頭で「待っていてね」と指示。
を数回繰り返して、ふと手元のスマホの画面をよく見たら「了解ボタンを押す」べきと書いてあることに気が付く。「!!!!」

 移動して了解を押してぼへっとしていたら、明らかにぱややん者より後に来たおじさんが先に検査を受けている。手元のスマホを見たら「検査書類ファイルを所定の位置に置き」という文面がありました。で、ファイルを置いたら無事検査を受けることができました。「!!!!!!!」とすべての正しい仕組みを知ったのは検査が残り後2つという終盤ぎりぎり。

 ナウいシステムはいいけど、最初の受付の方はスマホを渡す際に、くどいぐらい説明して欲しいなあを思ったボンクラぱややん者でした。というのもスマホの急な「ぴんぽーんぴんぽん」「ぶぶぶぶぶぶ」に気が付かないorきがついてもどうしていいのかわからない、また次にどう進んでいいのかわからないという他の人を数名見かけたからです。ちなみにご年配の方々で、スマホの案内に従ってという説明だけでは脳内にスルーなお年頃。世のナウいシステムを使う組織の方々は高齢者とうっかり者のぱややん者はくどいぐらい説明してくれないとわからないのですと思ったものでした。
 尚、採決の担当者の人に「ナウいシステムですね」というのはスルーされました。そして、その方は止血のテープを腕に1周半とやけに頑丈にまいてくれたのですが、肝心の清浄綿が採血した個所からずれていたので、わりと早く止血するタイプですがなかなか止血しておりませんでした。
 基本的に皆さん親切なんですがやっぱり疲弊感が。勝手ながら、設備やスマホなど過剰なサービス改革に取り組み施設は働いている人にやさしくないのかなあと。というか過剰なシステムが現場に余計な仕事を増やしている?のかなあといろいろ考えてしまいました。

 尚、ぱややん者だけ、他の皆さんと色の違う検査着を受付で渡され、また、ぱややん者の検診結果は郵送。でも他の人はその後に医師から結果説明があるといった大きな違いの説明もなく、謎のままです。保健の違いかもしれませんが。だからって検査着まで種類を変えることはないのにと思ったりして。。。

ところで血圧は機械で計測するのですが、なんと吃驚、機械に腕を入れて曲げた姿勢がなんとも枯れ葉乙女肩(右肩)持ちにはわりと痛い刺青でした。うえええええん。
と帰宅したら、我が家のカギを置くポケット的なところに腕が器用に挟まり、肩に激しい激痛が。。うえええええええん。あああ、今日は枯れ葉乙女肩受難の日でした。

尚、バリウム検査は差額費用(数千円)を払うと内視鏡検査に変更が可能な検診先もあるのですが、ネットで内視鏡検査を受けた人の体験談を読むと、内視鏡の管を通すのにかなりな苦痛があるようで(人による??)、ぱややん者は内視鏡は断念しました。

が、今回の検診センターは去年受けた病院よりも明らかに飲むバリウム量が少なくて無事に飲み込み検査を受けることができました。
 検診先は変えてみるものです!と思ったのですが、問診をしたドクターは「去年のデータがないのでなんとも判断できない」とつれないお言葉で、やはり同じ検診施設に通った方がいいのかなあとも悩むところでした。

尚、検診が終わった人向けのサービスで飲み物(紙コップ)1杯が味わいは微妙。
去年とその前の病院→なにもなし

その前の病院→缶ジュースサービス

その前の検診センター→喫茶コーナーで飲み物とお菓子のサービス

その前の前の検診センター→おいしくないパンと美味しくない紙コップ自販機の飲み物が飲み放題食べ放題
 これらのサービスは検診センターの心ばかりのことでケチをつけるのもあれですが、パンがでる検診先は、検診が終わると、朝から食事抜きで空腹なので、昼に美味しいご飯を食べようと思っているのに、ついパンを食べてしまい、お腹が満ち足りて幸せでもこのパン美味しくないとなんとも複雑な心境でした。

 *普通の会社は社員数が多いから総務の人がまとめていつもの決まった検診施設に申し込むので毎年変更というのはありえないのですが、ぱややん者は小規模の会社ばかりにいるので、自分で申し込み、特に文句は言われないのでいろいろ検診先を変更してみておりました。

とまとまらない話で失礼しました。