ぱややん日記(雑記)

日々のあらあらまあまあなしでかしことを過去も含めて書きつづり中。誤字脱字の多さは見逃しあれ〜。後日コッソリ直したりしています。

因果は巡る うるさいの思い出

 先日、楽器演奏+パフォーマンスの舞台に行ってきました。端っこよりでしたが最前列の席で、良い席だわとうきうきと座って開演を待っていたら、なにやら異音が聞こえてきました。何の音???といぶかしんでいたのですが、すぐに正体が判明しました。 
 それは右隣の席の人の腹の虫。アンプ無しで静かに奏でられる弦楽器の音楽を聞いてダンサーが即興で踊る。その合間合間に「ぐ~」「ぎゅ~」「ぐる~」なる音が鳴る鳴る。
 「あらまあ、腹の虫の音はこうにも隣の席にばっちり聞こえる」の事実にぱややん者は吃驚というよりも、しんみりとした気持ちになりました。大昔になってしまいましたが、結局はうまくいかなかった男性と映画を観に行った時、空腹のぱややん者の腹の虫は絶好調、なんとか止めようと飴を舐めたり腹をふくらませたりと頑張ったのですが、勿論ストップすることはなく、却ってごそごそ動き回るうざさを追加したという苦い過去が有ったからです。

 あの人は元気なのかしら。しかし隣の席の人は空腹で可愛そうね。そういえば、腹の虫を盛大に鳴らしたコンサートは他にも有ったわ、とフツフツと思いが湧きまくりました。
 そうです、ぱややん者はこのように気が散りまくりなので、普段は上演中に音を立てる人を相当憎んでおりました。
 が、転機はあるものです。

先日、歌舞伎のチケットを頂いたので、母を誘って久々の親子の観劇に行きました。よく見える2階席でるんるん気分で座っていたところ、幸せを邪魔するのは、隣の席の人の奏でるコンビニ袋のガサガサガサガサガサガサ音でした。

 幕間で席を離れたので「隣の人うるさくて、マナー悪いよねえ」と母にグチリ、相槌を貰って気分転換をいたしました。が、次の幕が始まったらピンチ来訪、母が咳込み出しました。

 ちょっと治まったところで「うるさいから外にでようかな」と母が声で相談をしてきました。

 母は年のせいか最近ちょっと足がおぼつかない感じにもなっていて、何人も座っている座席をすり抜けたら、次は急な段差を登らないとならなち。この状況では転んで怪我をするかもなあと、心配になって「外に出なくてもいいよ」と母に言ってしまいました。
咳はやがて止まったので安心したのですが、次なる脅威?は母の感嘆でした。歌舞伎の演目は踊り系ではなく悲しい逸話で、役者の大熱演に盛り上がっていく舞台を観ている母が、ため息と一緒に「あああ」「あらま」のような声を時折漏らしはじめました。
 次の幕間に母に「声を出してはうるさいからごめわくよ」と言ったらば、「え、私声出ていたの」とのまさかの回答が。数年ぶりの観劇+舞台の迫力に母は興奮状態で、感嘆の声が外に出ていてるのも気づいていない独り言だったようです。ああ無意識では止めらない。周囲の皆様許して~の気持ちでした。
 以来、観劇中の話し声やガサガサコンビニ袋を鳴らす音、咳には寛大な気持ちになりました。自分がうるさい行動を取っていると自覚のない観客が世の中には多いんだと悟ったからでした。お互い様ということも悟ったからです。(その後観に行った公演が咳している人がとても多く、またガサガサガサの鞄を探す人も隣にいて、また後ろの二人は上演中のおしゃべりも多く、普段ならいらいらするはずが諦観することができました)
 なんて思っていたのですが、つい先日誘われて行った、これまた小さな音なので、耳をすまして聴くような楽器の演奏会で左隣の席の人が、飴を舐めているのか?癖なのか?口の中の何かをしゃぶっているような音をずっと発生させているのに殺意を持ちました。(なんと隣の人はこの小さな音楽の愛好者でしょっちゅう演奏会を聴きにこられているそうで、度々こんな感じで音を出しながら観賞しているのかと思うと怖いような) 
 周りの音に気を散らさずに、メインの舞台を楽しめる強い集中力に憧れ中です。そして自分も迷惑な観客にならないように注意いたします。