ぱややん日記(雑記)

日々のあらあらまあまあなしでかしことを過去も含めて書きつづり中。誤字脱字の多さはお見逃しあれ〜。後日コッソリ直したりしています。

暑さと蜜柑とでこぼこ道の思い出

最近のお気に入りキャッチフレーズは絶望的な方向音痴。道に迷った逸話は数知れず。一番昔の思い出は、姉にひっついて遊びに行った歩道橋近くの公園。遊び中に気がついたらみんなとはぐれて?または自力で帰ろうとしたのか、全然見知らぬ町並みにぽつんと一人。ああもう家には帰れないとめそっていたら、「おおい~、ぱややん」と姉に呼ばれて、声の聞こえる方向、後ろを振り返ったら、よく見覚えの町並みと姉の姿。そう、家に帰るとは逆方向に、しかも姉から10メートルも離れていないまっすぐ道を進んでいただけだった多分四歳か五歳ぐらいの初ぱややん?

が、テクノロジーの進歩のお陰で、劇的に改善される。頑なにガラケー、もったいないから電話掛け放題にもしない=ガラケーではネット検索もしない生活を長年続けていたが、去年の夏西表島波照間島竹富島旅行のためにタブレット購入。おお、印刷しても地図を忘れるぱややんになんてありがたいGoogle Map 先生。(グーグルを初期から愛用であまりの有能さに先生と呼ぶ癖が抜けない)西表島波照間島の移動のフェリーの航路も地図が見られる~。宿の人から何度も、ビーチへの道のりの説明を受けたがもちろん覚えられずにgoogle Map先生頼みで到着。タブレット持たず行った宿の凄く近くの売店にはなかなか行けず、また帰り道も分からない。なかなか帰ってこないから迷っているのかねえと宿の人に笑われ&どんくさ認定を受ける。
 翌日は自転車で島一周の旅に出発。ぐるっと回って、灯台と最西端の碑とビーチに行くべし!と宿の人に貰った地図と先生頼みで万事OKなはずが、グーグル先生の示す現在地が他の島?? 電波は来ているのになぜ? どうやら建物も木陰もない真夏の灼熱炎天下ロードでは、あまりの暑さにタブレットが絶不調になり、GPSが正しく機能していない疑惑。グーグル先生をあきらめて紙の地図を見ながら、進む進む進む。途中あまりの暑さに脳みそも沸騰しそうになり、熱中症になってはまずいと、手持ちのペットボトルの水を頭にかけながら進む進む進む。なんとか最先端の碑にもたどり着く!! 実は宿→灯台→碑の道は島の外周の大きな一本道を行けばいいだけの迷うはずもない道でした。

 が滞在時間の関係で、できればその先のビーチへ行くのに、内陸のショートカットの道を進んでみたかった。(暑いし体力の限界も含めて)。が見渡すと左は海と海岸とか畑、右はサトウキビ畑で、どの道をいけばいいの? ええい、いざ行くぞ!と選んで右折した道はやがて石ころだらけのがたがた道になり、ルート選択大間違いは確定も、どうしていいのか分からずとりあえず前に進む進む進む。険しい登り道を抜け、進む進む進む。道の脇の木陰にご年配の良い感じの沖縄のおばあが一人で腰掛け中。ご挨拶して、道を質問してみました。

おばあ「ニシハマビーチ?????? ????あああ、若い人がよく行くところね」
 目的のビーチは地元の人には通じない観光客向け地名だった模様。別の名前の浜を言われ、???、でも方角的に多分その浜のことだろうと理解して、そこに行ける道への説明をうんうんと頷きながら聞いておりました。が実は、折角教えて頂いていたのに、絶望的な方向音痴のぱややん者は、いまいち理解できず、分かったふりをしておりました(ある意味それもまたいつものこと)。
 説明も一段落したら、にこにこ顔のおばあは、手にした蜜柑をくださりました。「まあ、暑いでしょう。食べてね。水も飲む?」
 水は持参のペットボトルにまだ残っていたので、ありがたく蜜柑だけ頂戴しました。甘くて美味しい蜜柑に深く感謝。おばあは蜜柑の皮を畑にぽいっと捨てていたけど、小心者なぱややん者はよそ者が蜜柑の皮をその場にぽい捨てしていいのか悩み捨てられず。手に皮を握りしめたまま、おばあにお礼を言って、とりあえずこの方向???かなという道を進んで行きました。
 そのうち舗装された道路にたどり付き、道を通る人の姿も見え、無事にビーチに到着することができました。途中水が無くなりどきどきしたものです。
 ビーチは残念ながら台風の通過した風向きの関係で昨日よりもさらに水が濁っていて、波照間ブルーという有名な透明な青い海の状態ではなく残念な感じでした。海では泳がず写真を撮りました(昨日泳いだので)

 実は、あまりの暑さにへとへとで、ビーチにやや近くにかき氷で有名なカフェがあるので、そちらに行き,幸せかき氷三昧をしました(本当に美味しいかき氷でした)
 ビーチでもゴミ箱ないし、カフェでも捨てるにも気が引けて蜜柑の皮はそのまま宿に持ち帰り。
 宿について、島一周のビーチまでの冒険譚というか白昼夢のようなおばあから受けた親切な話をしたら、宿のスタッフの二人の反応は「ああ…」「ねえ…」のような微妙な反応。

 なぜ、その反応? 質問もできず、もやもやするぱややん者。が、皮をそのまま持っていても困るので、宿のゴミ箱に蜜柑の皮を捨てさせて貰おうと、「蜜柑の皮を捨ててもいいですか?」と質問したら、スタッフの一人のつぶやきに、微妙な反応のヒントがありました。

 「あああねえ、お盆のお供えの果物だろうかねえ、包丁で2つに切られているし」 

 冷静に考えるとおばあから貰った蜜柑は、畑でとれた蜜柑と思っていたけど、温州蜜柑。つまり沖縄では栽培していないというかできない種類。しかも真夏に蜜柑は明らかな季節外れ。珍しい果物なのはおそらく8月の沖縄のお盆のためのお供え物で、9月の現在まであるということは残りものとしては相当古びているかも。←ので気を遣って、微妙な対応をされていたようです。
 尚、包丁で切ってある=ひどく古びた残り物ではなく、自分も食べようと用意していたものだろう???というようなことのようです。あああ素敵な島のおばあの思い出は、やっぱりぱややん者らしい、微妙な味わいがつくことに。
 
 その後、波照島→石垣島竹富島にフェリーで移動しました。
 竹富島の家は暑い日中の日差しが家に入らないように、南向きにならないように家を建ているので、道に迷ったら、玄関を見ると、正しい方角が分かりやすいんだよと宿のおじいに説明を受けましたがやっぱり絶望的にさっぱり分からずでした。(玄関は北向きなので、それから道の方角を推理して,島に自分がどこにいるかわかるはずと言うことらしいですが。。。)
 尚、グーグル先生のGPSはまだ絶不調で、現在地ではなく、石垣島の地図を表示。宿のおじいに言われたとおり、家の玄関を見てもわからない。竹富島中の家は、どれも似たような家ばかりで、ガイドブックの島の地図を見てもさっぱり自分の現在地が分からずでした。
 実は宿のおじいが「閉店時間がもうすぐだけど、この近くに、超お薦めのかき氷屋さんがあるよ。ぜひ行ってみてね。近いしわかりやすいところにあるよ」と言われたので、そのお店を目指していたので、迷っている間に閉店時間になっちゃうのでははらはらやきもきどきどきのぱややん者でした。迷って迷って観光用の牛車の進む方角に進んだり(どうも違うと途中で引き返した)している内に無事にかき氷屋さんに行くことが出来、かき氷を堪能しました。

 尚、その後、宿近くの浜に行き、宿に戻ろうとしたら、またまた道がわからなくなり、宿の近くの同じ道をぐるぐるぐるぐる何度も周回。
 実はその迷っている現場を宿のおじいに目撃されていて、「何をしているんだろうなあ」と不思議に思われていたそうです。(翌日道に迷った話をしたので)
尚、真夏に南国の炎天下でぱややん者は宿命的というか絶望的な方向音痴のために無駄な回り道・迷い道をすることになり、余分に紫外線を浴びたため、おでこと鼻を真っ赤に日焼けしたのも夏の良い思い出になりました。 

 GPSだけでなく、ラインのメッセージも送信できなかったりと、真夏の南国の炎天下の高音は、ナウいIT機器(タブレット)も不調にさせる恐るべしでした。

長くてまとまらなくてすみません。

 

 *写真を追加。左が海で右がサトウキビ畑な景色が多かった。(右下は自転車の籠)

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右側がサトウキビ畑

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日本最南端の碑。。。。しまったいくつかの記事で最西端と書いていたような。あああぱややんてば。(実は写真も記事書いた日にUPするつもりも、写真の保管場所のパスワードを記録したメモを紛失。ないいいいと探しまくってやっと発見、夜中なう)

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ニシハマビーチ 台風の影響がなければもっと海の色が綺麗なブルーだったそうで、リベンジ訪問したい~

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島で見かけた植物(バナナ)

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ハイビスカス

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